製紙生産工程は大きく分けて、製品の元となる原紙を作る「抄紙」と、原紙を最終の製品として仕上げる「加工」の2つがあります。
抄紙工程


高品質なエリエール製品の
原紙を生産する抄紙工程では、
徹底した「品質管理」を行い、
安定した品質の原紙を
後工程に供給することが使命です。
- 業務内容
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原紙の品質は、調成工程の管理によって大きく左右されます。パルプ(原料)の投入から、抄紙機(マシン)で巻き取られるまで長い工程ですが、ひとつひとつのセクションを細かな部分まで管理しています。設備の合理化改善やユーティリティー(発電設備など)の管理・監視も担当しています。
私達の目標は、常に「確かな品質」。これを合言葉に、高い品質、安定した生産性の維持に日々、励んでいます。次の工程である加工部門や製品開発部門と連携し、一歩先を見越した新製品の開発と品質向上を心がけています。 -
- 排水処理
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製紙工程から出る排水は、排水処理設備で処理され、環境に負荷を与えにくい水として排出されます。
水質自動測定器および工程カメラにて監視し、規制基準以下で管理します。 -
排水処理設備
加工工程


抄紙工程で製造した原紙を、
実際にお客様が使用する“カタチ”にする場所です。
毎日変わらず安全・安心に使えるよう、
高精度の検査機器と
厳しい人の目で品質チェックを行い、
高品質な製品を提供し続けます。
- 業務内容
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加工工程では製紙工程で製造した原紙を最終製品に仕上げます。生産性を向上させるため、日々生産効率の改善を追求しています。また、新製品の導入時には実機を用いた加工テストも行います。
私たちのいちばんのこだわりである「確かな品質」の製品をお客様にお届けするため、いくつもの検査機器によるチェックを経て、細かく検査し、変形や破損がないか、厳しく確認します。 -
検査機器
発電設備も完備しています。

発電設備 設備合理化
発電設備を完備し、万一の停電時や電力供給が不足の際にも稼働ができるように対策をしています。